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硬い!柔らかい!どっちが身体にいいの?鍼灸師が教える布団マットの選び方!

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

最近、敷布団を柔らか目に変えてから朝の目覚めがすこぶる良いんです。

お尻が沈むようなフカフカのマットじゃなく、適度に硬い柔らかマット?
これに変えてから朝起きる時の腰痛や関節痛がなくなりました!

一生の3分の1は寝ているわけですから、やっぱり寝具って大切なんですね。

今日は布団やマットの寝具の選び方についてお話しします。

布団やマット・寝具選びのポイントは?

敷布団やマットは硬い方がいいのか、それとも柔らかい方がいいのか? ちょっと迷いますよね。

これは一概には言えません、敷布団の硬さは人それぞれの年齢や体の状態、腰痛種類などによって硬い柔らかいどっちが適しているかは様々です。

特に腰痛がある人は敷布団によって悪化させることもあります。昔は硬い布団が良いと言われていました。板の間健康法など言う本を読んだことありますが、これマジで腰を悪くしますねw

硬過ぎるマットは、お尻が沈まないので背骨の湾曲がまっすぐになり腰痛の原因になってしまいます。柔らかいマットはお尻が沈み込んでしまい腰が反った状態で寝ることになりこれも腰痛の原因になります。

とは言っても、睡眠中はずっと同じ姿勢で寝ているわけではなく必ず寝返りを打っているので、必ず腰痛になると限りません。

という事は寝返りがしやすい寝具が一番良い寝具だと言えるかもしれませんね。

寝具選びのポイントは?

1) 硬過ぎず柔らか過ぎず
2) 寝返りがし易い
3) 直立した正しい姿勢の状態で寝れる

理想的な布団やマットは人間が直立した時の背筋が伸びた正しい姿勢、背骨がS字状に湾曲している姿勢、この姿勢を常に保つことができる布団・マットが1番理想的な寝具だといえますね。

寝返りが多い人は健康になる?

睡眠中に体は寝ていても脳が活発に活動している状態をレム睡眠と言いますが、要するに眠りが浅い状態ですね。

人間はこのレム睡眠の時間帯に寝返りをするそうです。

寝返りが少ない人は同じ姿勢のままで寝ていることが多くなるので、関節や筋肉も動かないので硬く拘縮します。

その結果、朝目が覚めて布団から起きようとすると膝や腰など関節の動きが悪くなり痛みが出ます。

人間はレム睡眠の時に寝返りをして、関節や筋肉をほぐしらりストレッチしているんですよ。寝ていても運動してるなんて凄くないですか?

寝返りする男

でも、レム睡眠はノンレム睡眠と交互に起こるので、寝返りも適度にしてることになります。寝てる間ずっと寝返りしてたら疲れてしまいますからね。

私の患者さんに、事故で頸髄を損傷して寝たきりになった方がいます。まだ18歳の時でした。10年間のリハビリで自力で1時間くらいは椅子に座ることが出来るようになりました。

頸髄を損傷すると首から下は動かなくなり自分で寝返りも出来ません。長時間同じ姿勢をすると床ずれするので1~2時間置きに親が体位を変えてるそうです。

若い人でも床ずれを起こすんですから、寝たきりの高齢者は大変です。

睡眠中に寝返りを打つことは、とても大切なことなんですね。

腰痛・肩こりも改善!おすすめの寝具は?

良質な睡眠には良い寝具が欠かせませんが、良い寝具と言えば、敷布団やマットレスで決まります。

マットレスは大きく分けて、高反発マットと低反発マットの2種類があります。
テレビの通販番組でも度々登場するお馴染みの寝具です。

では、高反発マットと低反発マットはどこが違うのかというと?

高反発マットは硬いイメージがありますが、そうではなく反発力(跳ね返る力)が強いマットなんです。
押してもマットがあまり沈み込まず、動きやすく寝返りも打ちやすいのがメリットですね。

低反発マットは、反発力が弱くある程度沈み込んで身体を包みこでくれるマットレスです。
寝具メーカーによって違いますが、身体が理想的な姿勢のままで寝ることが出来るマットも増えています。

ちなみに、私は低反発のマットレスを使っていますが、自分の身体には一番合ってる感じがしますね。

以前は、硬いマットレスを使ってましたが、朝起きる時に腰が痛かったので低反発のマットレスに変えたら楽に起きられるようになりましからね。

ではどっちが良いか? 私がおすすめするのは低反発マットレスですね!

ただ注意したいことが一点あります。

余り安いマットはやめましょう! 以前、安売り店で3980円のマットレスを購入しましたが、1年も経たずに(“゚д゚)、ペッチャンコになりましたからね。

低反発マットは良いものなら3万円~5万円はしますが
良質な睡眠や身体の健康を考えると高くはないかと思いますね!

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