ストレートネックはスマホが原因?スマホ首を治す方法は?

どうもこんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

最近、老眼がひどくてスマホやパソコンの画面が見づらいのには困ってます。

特にスマホは頭を近づけて見てると首が疲れるんですよね。
老眼鏡を使えばいいけどいちいちメガネを変えるのも面倒だし、遠近両用は年寄りくさいし好きではありません。

最近、私の治療院でもスマホ世代の20代~30代の若い方が首や肩のコリ痛みで来院する方が多いですが
ほとんどの患者さんの首がストレートネックになっているんです。1日の中でスマホ・パソコンを使う時間が長い人ばかりです。

スマホの普及率が多い韓国では、ストレートネックから頸椎の病気になる若者が増えて、韓国の現代病と問題視されてるそうです。とは言ってもスマホを使わないなんて今の社会では考えられないので、ストレートネックにならないような使い方をすることが大切です。

スマホ首がなんで頸椎に悪影響を及ぼすの?

首の骨(頸椎)は前方に湾曲して緩やかなカーブを描いています。これは約5kgの頭の重さの負担を分散する役目をしてるんですね。首が真っすぐになるストレートネックになると頭の重みを直に受けることになり、軟骨(椎間板)や神経を圧迫して様々な症状を引き起こすことになるんです。

頭痛・肩こり・頸椎ヘルニア・手の痺れ・腰痛など身体全体に症状が出てしまうことになります。

人間の背骨は首~背中~腰とS字状に湾曲してます。首は前方~胸(背中)後方~腰は前方に湾曲して背骨全体の負担を分散して身体のバランスを保っています。

もし首が真っすぐなると、胸(背中)と腰の骨が湾曲が増したり逆に真っすぐになりバランスを取ります。不思議とストレートネックの人は腰椎もストレートの人が多いんですよ。

ストレートネック~スマホ首を治すには?

ストレートネックを治すには、まずスマホを見る頭の位置に気を付けましょう。

普通、スマホを見たり使う時は頭の位置より下になり、頭が下向きの状態を続けることになります。この状態が長時間続くと首の回りの筋肉が首を保護しようと硬直して骨が真っすぐになりやすくなるんです。

電車に乗るとスマホを見てる人多いですが、殆どの人が下を向いてます。この下向きの状態が長時間続くと首にかなりの負担が掛かります。

このストレートネックにならないためには、長時間スマホをを使わないことですがなかなか難しいですよね。

対策としては、背筋を伸ばしてスマホを目線の位置より上に置くことです。正しい姿勢でスマホを使えば首に負担も軽減されてスマホ首のリスクも減ります。でもスマホを持った手が疲れますけどね!

毎日スマホを使ってるけど、自分がストレートネックになってるかどうか分かりまん。そこでストレートネックの簡単な検査法を紹介します。

まず、壁に背中を向けて立ち、お尻・背中・後頭部を壁に付けます。もし後頭部が壁に付いた状態が辛いなら軽度のストレートネックの可能性があります。全く付かない場合は重度のストレートネックになってると思って下さい。

私の治療院では、鍼治療と姿勢指導で多くのスマホ首の患者さんが改善しています。

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