首の骨が変形するとどんな症状がでる?変形性頸椎症の対処法について!

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

最近、首と肩の痛みで時々眼が覚めることがあります。たぶん枕が合わないのが原因かと?

枕には気を付けていて、けっこう高額な枕を使ってるんですが、それでも会う枕ってなかなかないんですよね。

数年前に人間ドッグで脳と首のMRIを撮ったら、脳は異常無かったけど首の軟骨(椎間板)が一か所狭くなってました。多少変形とヘルニアの傾向もあると医師に言われてから枕を何度換えたことか!

今日は、首の骨が変形する変形性頸椎症について話たいと思います。

首の骨が変形する原因は?

首の骨の変形は中年以降~高齢者の加齢によるって起こる、いわゆる「変形性頸椎症」と言われる疾患です。

首(頸椎)は常に5kgの頭を支えていて長年の加齢や負担で、骨と骨のクッションの役割をしてる軟骨(椎間板)がすり減ってきます。骨の間が狭くなると骨同士が接触したり衝突して骨が増殖します、これが変形の原因になります。

変形の種類にはは、骨が尖る骨棘や椎骨が厚みを増す変形などはあります。骨が尖る骨棘は椎骨の外側に棘ができて椎骨から分岐する神経を圧迫すます。又、椎骨が厚みを増と脊柱管の中を通る神経を圧迫しやすくまります。

症状は?

最も多い症状は、椎骨から分岐して出る神経根の圧迫による首・肩・腕・手の痛みと痺れや脱力感です。通常では左右どちらかの神経を圧迫するケースが多いですが左右両方の神経を圧迫することも稀にあります。

頸椎ヘルニアや頸椎脊柱管狭窄も症状はほぼ同じで首~肩~肩甲骨の内側になんとも言い難い鈍痛が辛いんですよね!

当ブログ管理人の私も頸椎へリニアの経験があるので患者さんの辛さは痛いほどわかります。

刺すような激痛ではなく、重だるい鈍痛と痺れと脱力感で以前60kgあった握力も40kgまで落ちてしまいました。

症状が一番でやすいのが、パソコンなどを使ってる時など長時間同じ姿勢をしてる時です。

その他では、頸髄(脊髄)を圧迫する脊髄症もあります。重症になりと下枝の痺れでの歩行困難や排尿障害を起こすこともあります。脊髄症の症状がでると手術が必要になケースが多くなります。

治療・対処法は?

医療機関での治療法は、痛み止めの内服薬や湿布などの保存療法が主な治療法になります。又、日常生活の中でも痛みが出る姿勢を避けることを心掛ければ症状は軽減してきます。

痛み痺れが軽減しない場合は、痛み止め注射やブロック注射をする場合もありますが、あくまでも対処療法で根本的に治す場合は手術をすることになります。

鍼灸の治療法は?

鍼灸治療では痛みを軽減させると同時に自然治癒力を高める施術を行っていきます。変形した骨は元の状態には戻らないけど、神経の圧迫を軽減することは可能です。日常生活では姿勢をアドバイスしています。猫背や首を後ろに反る姿勢は頸に負担が掛かり神経に触り易くなるので注意いしましょう。

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