骨盤の歪みを矯正すれば腰痛は治る？本当の原因は別にあった！

こんにちは！
鍼灸整体師の山本です。

骨盤矯正って良く聞きますよね！ネットで検索しても、整体院や骨盤ベルト・エクササイズの方法など色々出てきます。でも不思議と医療機関のホームページがないことに気付きませんか？

何で整形外科など医療機関のサイトがないのか？現代医学(西洋医学)では骨盤は動いたりズレたいしないと言う認識で、骨盤の歪みが腰痛の原因にならないのです。

骨盤は腸骨・坐骨・恥骨の３つからなる寛骨と仙骨と尾骨で骨盤を構成してます。寛骨と仙骨は強靭な靭帯で仙腸関節を作り、恥骨は恥骨結合で繋がっています。それぞれの結合部分が大きくズレたり開いたりしないという考えが西洋医学の見解です。

これはご最もで、多少の動きはあるものの骨盤の関節が離れることは骨折でもしなければ絶対ありません！もし開いたり離れたりしたら激痛で骨盤矯正なんてするどころではないんです。骨折ですから、そりゃ痛いですよ！

骨盤の歪みで一番多いのが傾きです。左右どちらかに下がったり前後に傾いた状態です。なぜ傾くかと言えば、腰椎の一番下の５番目と仙骨のズレと傾きです。腰椎と仙骨は軟骨組織で繋がっていて左右前後斜めと動くことが出来ます。当たり前ですよね！もしここが骨結合で動かなかっいたら日常生活も動きも制限されますから。

骨盤が左右どちらかに傾けば脚の長さも違ってくるし、前後に傾けば腰が背骨が反ったり逆反りしたりします。こうなると軟骨(椎間板)に偏った負担が掛かりヘルニアの原因になることもあります。

この骨盤の歪みは整体やカイロプラクティックの先生が得意としてる分野です。動いたり傾いた骨盤を矯正するのはお手の物でしょう。一度の調整で傾きが元い位置に戻って足の長さもピッタリ揃います。

しかし、骨盤矯正が上手くいったからと言って腰痛がすっかり治るかというと、そんなことはありません！長年の悪い姿勢の習慣があるとまたすぐ骨盤は歪んでしまいます。

腰椎のズレや骨盤の歪みは、骨だけでなく筋肉も歪んでいるんです。長年歪んだ身体は筋肉が正しい状態だと間違えて記憶してます。骨だけを正しい位置に戻してもすぐに歪んだり傾いたりしちゃうんです。

なので、整体などで矯正したら同時に骨格を支える筋肉を強化する必要があります。特にインナーマッスルを鍛えるえエクササイズは効果的ですね。このようなエクササイズを継続して行えば、骨盤の歪みが戻ることも無くなります。と言いたいところですが！

もう一つ歪みには大きな原因があるんです！

頭蓋骨は成人で約５kgの重さがあります。この５kgの頭蓋骨を支える首(頸椎)にはかなりの負担が掛かって、特に上部の頸椎１番目と２番目が微妙にズレたり動いたりします。頸椎が前後左右斜めにズレると頭蓋骨も中心の位置から傾いてきます。

頭蓋骨が傾くと、背骨や腰・骨盤がバランスを取るために逆方向に傾きます。人間の身体は良く出来てるもので歪みやズレで身体全体のバランスを自然と保とうとするんですね。

上部頸椎のズレ歪みが整えば、頭蓋骨も正しい位置に収まり背骨や骨盤も整ってきます。これは人間が元々持っている自然治癒力の働きなんですね！この自然治癒力を最大限に引き出すことが我々治療家の使命なのです。

これが骨盤だけではなくすべての身体の歪みの本当の原因になります！とゴッドハンド鍼灸師の私は考えています。「そんなことないだろ！」とおっちゃる先生もいるでしょうが、これは私の持論なので「私はこう思う！」と言う方がいば教えていただけ幸いです。

骨盤矯正のまとめ！

骨盤矯正だけでなく、全ての症状の改善には患部だけ見るのではなく、俯瞰的に全体をみてから主訴を改善することが大切だ！と言うことですね！

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