背中の凝りや痛みは重大な病気が隠れてる!気になったら即検査が大切!

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

仕事柄、同じ姿勢で施術をすることが多く腰や背中が凝ったりすることが多いです。
そんな時は、ストレッチや水泳で身体全身をほぐして一日の疲れを取るようにすることを心掛けています。

でも、背中の凝りや痛みは重大な病気が隠れてることがあるんですね。

以前、背中の痛みがなかなか治らない患者さんがいて、もしかしてと思い病院で精密検査をすすめました。しかし検査には行かずに放っておいたら後に大変なことになってしまいました!

続きは最後に!

今日は背中の凝りや痛みについてお話しいたいと思います。

背中の凝り痛みの原因は?

原因は様々ですが大きく分けて次の5つが挙げられます。

筋肉の疲労
長時間同じ姿勢保つことで筋肉が疲労して凝りや痛みがでてきます。前屈みの姿勢でパソコンやスマホ・デスクワークをすると姿勢を保つために筋肉が働き疲労して凝りとなり、固くなり神経を圧迫すると痛みが出てきます。

頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは首の骨の軟骨(椎間板)が圧迫されてクッションの役目をする髄核が飛び出て神経を圧迫して、腕や背中に痛み痺れを起こす頸椎症です。他にもむち打ち症や寝違えでも背中の痛みが激しく出ることもあります。

背骨(胸椎)のズレ
背骨(胸椎)のズレは日頃の偏った姿勢の習慣や左右どちらかで思い物を持ったり使ったりする仕事をする方は左右の筋肉のバランスが偏り背骨(胸椎)がそちらかにズレてしまいます。背骨がズレると脊柱管を通る神経や分岐してる神経を圧迫して痛みがでてきます。

肋間神経痛
肋間神経痛は肋骨の骨折や冷え・打撲・筋肉痙攣などにより、肋骨に沿って通ってる神経を圧迫してかなり強い痛身がででます。痛みは圧迫する神経の部位により前胸部や背中出たりします。私も肋間神経痛は何度か経験しましたが、そりゃもう心臓が止まるかと思うほどの痛みでした!

心筋梗塞・狭心症
背中の凝りや痛みで一番気を付けたい原因が心筋梗塞・狭心症です。心筋梗塞は心臓を動かす心筋に血液を送る冠状動脈が血栓などで詰まり壊死する心臓疾患です。血管が狭くなる狭心症でも背中の痛みが出やすくまさか心臓が原因だとは分からない人が殆どです。背中の痛みが続くようならすぐにでも病院で診察してもらう事が大切です。

その他にも、膵炎や胆のう炎・腎盂腎炎などでも背中に痛みが伴うことが多いので、まずは病院を受診することです。突然激しい痛みが背中にでるようなら救急車をを呼ぶことをお勧めします。

対処法は?

痛みがなかなか取れず続く場合は心筋梗塞・狭心症などの重大な病気が隠れてることが多いので病院で検査しましょう。判断トしては、激しい痛み、冷や汗、胸やみぞおちの痛みが伴っていたら迷わず病院へ直行です。

その他の、筋肉疲労やヘルニア・骨折・神経痛からくる痛みは、それぞれ適切な方法で対処します。

悪い姿勢からくる疲労や背骨のズレなどは、ストレッチや正しい姿勢をする習慣を付ければ改善することが出来ます。ヘルニアや骨折、打撲など原因がはっきり分かってる場合は病院で適切な治療を受けましょう。頸椎ヘルニアや肋間神経痛は鍼灸治療も効果的なので、近くの鍼灸院を施術を受けてみてください。

背中の痛みで来院した患者さんのその後!

病院で精密検査をすすめた患者さんですが
病院には行かずにしばらく放っておいた結果、心筋梗塞になっいてしまいました。

突然、背中と胸の激痛と動悸、冷や汗で、すぐ救急車を呼んで病院に向かってる途中に意識を失ったそうです。そして病院に到着した時は既に心肺停止状態になりました。

医師による心臓マッサージや電気ショックなどの蘇生術をしても心臓は10数分間停止したままで、最後の手段で心臓に直接注射をして心臓が動き始めたそうです。もしあと数分間遅れたら脳障害の後遺症が残ったでしょう。ホント良かったですね!

余談ですが、意識が回復した時は手術が終わってベッド上でした。あとで患者さんから聞いたのですが、意識が無くなってから、何とも言い表せない気持ち良さで綺麗な花畑と川の前に立っていたそうです。


こんなイメージでしょうか?


そして川には、数千匹?のカエルが鳴いてたそうです。カエル・・帰れ・・・来るな!!
そうです、もし川を渡って綺麗なお花畑に行ってしまったらそのまま終わっていたでしょうと言ってました。

なんとも不思議な話しですね!!

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