指を曲げ伸ばす時に引っかかる痛みはバネ指かも?

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

仕事柄、手や指を使うので手首と指の腱鞘炎には何度かなったことがあります。

特に親指はマッサージや指圧の時かなり酷使するので、物が持てないくらい痛くなることも度々ありました。今は親指の関節が変形して固まったので痛くないですが、最初の頃はホント大変でしたね!

それに、指を曲げの伸ばしする時に関節が引っ掛かる痛みが出ることの何度かあります。これってバネ指と言いますが、専門用語は「弾発指」と言われて指が弾けるって意味でしょうかね?

みなさんの中にもバネ指になった方もいるト思うので、今日はバネ指についてお話します。

バネ指とは?

バネ指とは、指の腱鞘炎の一種で指の使い過ぎで炎症を起こし痛みがでる病気です。いえ、病気ではなく腱鞘炎ですね。

関節は腱によって繋がれていて関節を安定させてスムーズに動かす役目をしてますが、使い過ぎて炎症を起こすと関節が腫れて曲げ伸ばしが制限され腱鞘が厚みを増し加齢と共に固くなります。

固くなった関節を無理に動かすと激しい痛みがでて、酷いは箸も使えないような場合もあります。私は親指の腱鞘炎になった時は箸が使えなくてスプーンを握ってご飯を食べていましたからね。

更に重症になると曲げたり伸ばしたりする時に関節が引っ掛かりバネのような動きをするので「バネ指」と言われてます。原因は使い過ぎです。中高年以上の方が罹り易く、パソコンやスマホの使い過ぎや指を酷使する仕事をする方は若い方でもなる人もいるそうですよ。

治療法は?

治療法は、整形外科などの医療機関では電気治療やテーピングでの固定する保存療法が一般的ですが、痛みが続くと痛み止めの注射で対応します。重症になると手術をすることもあります。

日常生活にそれ程支障がなければ手術をする必要はないでしょうが、仕事ができないような方は手術をした方が良いケースもあります。でもどうしても使わなければ仕事にならない方を除けば、安静を保って適切な治療をすれば徐々に回復していきます。

使わないで安静にしてれば治るのは分かっていても、それが出来ない人が殆どなので困るんですよね!腰痛でも休んでいれば良いことは分かってるけどいつまでも休んでる訳には行きません。

そんな方は、腱鞘炎と上手く付き合っていくことですね。負担を掛けずに動かしながら治るのを待つくらいの気持ちも大切でしょう。

鍼灸治療は?

私の治療院でもバネ指の患者さんがいますが、主訴ではなく腰痛治療のついでに治療する患者さんが多いですね。ついでと言っても、適当な治療じゃなく症状を改善させて帰って頂くことを心掛けています。

バネ指の鍼治療は、指の関節の患部に直接数本の鍼を打ち、手の平のツボにも2本~3本の施術を行います。鍼治療の経験がない方は手の平に針なんて痛そう!と思うでしょうが全然痛たくありません。

まあ、蚊に刺されたくらいと思って頂ければいいでしょうね。

その他は全身の施術で自然治癒力を高める施術を行いますが、必ず脊椎の歪みの調整も行います。歪みが正常な状態に戻ればあとは身体が勝手に治療してくれるんです。

人間の潜在能力~治癒力ってホント神秘的です。だって寝れば治るんですから!

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