腰部の痛みより辛い腰椎椎間板ヘルニア!

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

腰の椎間板ヘルニアって良く見にすることが多いですが、正式名称は腰椎椎間板ヘルニアです。
あまり変わらないですが!

腰椎椎間板ヘルニアになった方はお分かりでしょうが、腰の部分より臀部(お尻)から下枝(太もも~ふくらはぎ)にかけて何ともいい難い鈍痛と痺れが出ます。

実は私も、この腰椎椎間板ヘルニアに悩まされた時期がありました。

仕事柄、患者さんを治療する時に中腰になることが多く、この中腰の姿勢が腰部の椎間板に負担を掛けてしまいます。

症状の度合いとしては、軽度・中度・重度で言うと軽度と中度の中間くらいで何とか施術ができてましたが、お尻と下枝の痛みと痺れは常にある状態でした。

でも自分で鍼治療や筋力強化をしたことで今ではヘルニアの症状もすっかり無くなっています。この方法については後ほど紹介しますね!

腰椎椎間板ヘルニアってどんな状態なの?

そもそもヘルニアってなんなの?と言うことですが。ヘルニアは身体の中の臓器が外部に脱出することを言うんです。

良く聞くのは鼠径ヘルニア(脱腸)ですね。これが腰の椎間板に起こります。

椎間板の中にはクッションの役割をする髄核と言うものがあります。この髄核はゼリー状で出来ていて強い圧迫が加わると外部に飛び出て神経に触ってしまいます。これが椎間板ヘルニアです。

上の写真を見れば分かりますが、赤く飛び出たのが髄核です。黄色い部分の神経に触ってるのもわかりますよね。

この髄核が神経を圧迫することで坐骨神経痛と言われる症状(お尻から大腿部、下枝に痛みと痺れがでてきます。重症になると下枝が麻痺することもあるそうです。その他には排尿障害なども報告されているそうです。

腰椎椎間板ヘルニアの原因は?

椎間板ヘルニアは20代~40代の比較的若い人が罹り易く、年配者60歳以上になると腰部脊柱管狭窄症が多くなります。

椎間板ヘルニアは、重いものを常に持つ仕事をする人や長時間同じ姿勢を続けるドライバー、プロスポーツ選手などが発症しやすい腰痛です。

長い期間椎間板に負担が掛かってると、クッションの役割をしてる髄核が「もう耐えられないよ~限界だ~」と悲鳴をあげます。

その結果、髄核がポロっと外に飛び出てしまいます。

ただ、体重が掛かってるだけでヘルニアになるのではなく、左右に偏った負担が大きな原因です。やはり腰痛は日頃の姿勢が大切だな!とつくづく感じてます。

腰椎椎間板ヘルニアは適切な処置をすれば70%の人は改善できます。残りの30%は外科手術が必要になるケースが多くなります。

椎間板ヘルニアになったら!

腰部から臀部~下枝にかけて痛み痺れがあればほぼ椎間板ヘルニアであることは間違いないでしょう。

そんな症状があったら、まずは医療機関でMRI検査などを受けて正しい診断をしてもらいましょう。

医療機関では牽引療法や温熱療法などやコルセットなど保存療法が治療法になります。

重症なら即入院~手術になることもあるので、医師の指示に従いましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。