氷のように冷たかった足がポカポカに!鍼灸師直伝~冷え性のツボとは?
こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。
患者さんは冷え性の方が多く足を触ると氷のように冷たい人もいますし、触っても温かいのに「足が冷たくて困ってます」と言う人もいるんですよね。
今日は、氷のように冷たかった足がポカポカになるツボを紹介します。
冷え性のツボはココ!
実は冷え性に効くツボはたくさんあり過ぎるので、代表的なツボだけをピックアップして紹介します。
(1)大谿 (2)三陰交 (3)築賓
・ツボの位置をさがすには?
・大谿:内踝(内くるぶし)の後ろの凹んだ所
・三陰交:足の内踝(くるぶし)から手の指4本分上ですねの骨(脛骨)の内際
・築賓:三陰交のツボから指4本分上ですねの骨(脛骨)の内際から指2本下
(1)腎兪 (2)大腸兪
・腎兪:肋骨の一番下の高さから指2本分外側
・大腸兪:骨盤(腸骨)の高さから指2本分外側
(1)湧泉 (2)失眠
・湧泉:指を曲げた時にくぼみができる中央で、人差し指と中指の間とかかとを結ぶ線上
・失眠:踵の中央
以上、冷え性に効くツボをいくつか紹介しましたが、他にもお腹や手にも冷えに効果的なツボもたくさんあります。要するに身体中のすべてのツボが冷え性に効くと言っても良いかもしれませんね。
ツボを紹介する書籍はたくさんありますが、書籍によって冷え性のツボが違います。身体には基本的なツボが365個ありますがその他にも数千というツボが存在します。
その中で、唯一共通してる冷え性のツボが「三陰交」というツボです。
「三陰交」は、女性のツボとして様々な症状に使われてます。押すだけでもある程度の効果がありますが温めると良いでしょう。正確な位置は気にせずカイロなど貼るだけども足全体がポカポカしてきますよ。
家庭でもできるツボを使った冷え性対策!
ご家庭でツボを使った冷え性対策はせんねん灸などの温熱灸がおすすめです。
ドラッグストアで低価格で購入できて火傷の心配もなく冷え性を改善することが可能です。
足や手なら自分でも簡単にお灸ができるのでとても便利です。鍼灸院でもこの温熱灸を使用してる所がけっこう多いんです。私の治療院でも鍼治療と併用して利用することもあります。
腰や背中など自分で出来ない部位は、家族の方にお願いしましょう。腰のツボと足のツボ(三陰交)を温熱灸で温めると下半身がポカポカして冷え性でお悩みの方におすすめのお灸です。
温熱灸をする時間帯と注意点!
温熱灸をする時の時間帯は何時が良いのか? 一番効果的なのが就寝前と入浴後です。温熱灸のポカポカとした温かい刺激が副交感神経の働きを活発にさせて、冷え性だけでなく不眠症の改善にも役立ちます。
温熱灸をする際の注意点としては、ちょっと熱すぎるかなと感じたらすぐに取り外しましょう。熱いのを我慢して続けてると水ぶくれができることもあります。
温熱灸の温度も、高温・中温・低温の種類があるので、一番心地よいと感じる温度を試してください。
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