胸がきゅ~と痛いのは恋の病?いやいや肋間神経痛かも!

こんにちは
鍼灸整体師の山本です。

1月も半分が過ぎて寒さも激しく冬本場を迎えてます!
皆さんは体調を崩したりしてませんか?こう寒い身体のあちこちが悲鳴をあげます。

こう寒いと神経痛持ちの方は辛いですよね!腰痛・坐骨神経痛などもそうですが、急な痛みが出やすいのも今の季節です。ぎっくり腰や肋間神経痛になったら暫くは安静にしなければいけません。

私も20代の頃、かなり重度の肋間神経痛になったことがあります。
そりゃもう呼吸をするだけで激痛がありましたし、まったく動くことができませんでした。

今回は肋間神経痛についてお話したいと思います。

私が経験した肋間神経痛の体験は最後に紹介します!ホントこの世の終わりかと思ったくらいですから!

肋間神経痛とは?

肋間神経痛は、肋骨(あばら骨)の内側に通る神経が様々な原因によって痛みが出る疾患です。

肋骨は、12個の胸椎(背中の骨)からそれれ出ていて、10個の肋骨が胸骨(胸の中心の骨)に繋がっています。肋骨は心臓や肺など大切な臓器を守る役目をしてる骨格なんですね。

肋間神経は、12個の胸椎の下を通り胸部や腹部の知覚や運動を支配してる神経です。この神経が何らかの刺激を受けて痛みが出るのが肋間神経痛です。

痛みは、肋間神経の支配領域い沿って現れます。例えば肋骨の5本~6本~7本目の神経が侵されるとその神経に沿った背中~脇~胸まで痛みが出ます。範囲は左右どちらか一側だけで広範囲には出現せず、局所的な痛みが特徴敵です。

原因と症状

肋間神経痛の原因は、大まかに2つに分けられます。

一つは、ケガや骨折、椎間板ヘルニア、骨変形や腫瘍、気胸、胸膜炎など病気により神経を圧迫することが原因で起こります。

二つ目は、検査をしても原因が分からなくても起こるケースです。
ストレスや冷え、筋肉の疲労やコリが原因で起こります。

症状は神経に沿った局所的な痛みが特徴で
就寝中に寝返をうつ時や布団から起きる時など身体を動かす時に激痛が走ります!

他にも、咳やくしゃみをするだけでも激痛が走ることもしばしばあります。
私が肋間神経痛に罹った時は布団から起きるのに20分かかりましたからね。そりゃもう大変でした!

治療法

治療法は、消炎鎮痛剤や湿布を貼って安静を心掛けます。
胸部をサポーターなどで固定し、身体の動きを制限させる方法も効果的ですね。

ストレスやコリなどが原因の軽度の肋間神経痛なら数日で回復しますが、重症になると1週間くらいは掛かるケースもあります。骨折やヘルニア・病気が原因の場合は、その原因を治す治療が必要になります。

痛みが長期間続くようならブロック注射や手術をする場合もありますが、通常の肋間神経痛なら時間の経過と共に回復するので、まずは医師の診察を受けましょう。

鍼灸の治療は?

鍼灸の肋間神経痛の効果はどうかと言うと、これが抜群の効果を発揮するんです。

治療法は、自然治癒力を高める方法と患部に鍼を直接刺す施術を行います。これが劇的な効果をもたらし、全く身動きが取れない患者さんが治療後まるで何もなかったように痛みなく自由に動き回れるようになります。

「まるで魔法にかかったみたいだ!」と驚き、喜んで帰る方も多いんですよ。まさに治療家冥利に尽きますね!

30年前の肋間神経痛の思い出!

肋間神経痛に記事を書いていたら、30年前のことを思いだしました。マジで死ぬかと思った!

上の写真は、横須賀から船で10分くらいの「猿島」という無人島です。
今では観光スポットそして有名になり大勢の人が無人島探索を楽しむようになってます。

季節は夏で、当時お世話になっていた社長のクルーザーで猿島に行きキャンプやバーベキューを楽しんでいました。

夜は浜辺で釣りをしてたけど、ビールを飲み過ぎたせいもあってかなり冷え込んでたのでそろそろ寝ようかと思った時!

左胸にキュ~と締め付けられる痛みがあって、なんだろ?と胸を押さえたら激痛が走りそのがで動けなくなったのです。

近くにいた友人3人に抱えられて、テントまで移動しで翌朝まで待つことに!

深夜なので船は危ないので翌朝病院に行くことに。

今まで体験したことのない激痛だったので、それも左胸!
これは心臓病?心筋梗塞? これで終わりなのか? といろいろなことが頭を巡ります。

朝になり、速攻で病院に行き診察を受け

検査と診察の結果、肋間神経痛でした!

痛み止めと湿布をもらって2日間安静にしてたら痛みも軽減して1週間程で良くなりましたが

当時は病気のことなんて無知で、神経痛と診断した医者にもっと心臓を検査してって!食ってかかったことが今思いだすと恥ずかしい限りです。

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