耳鳴りに押すと良いツボは?鍼灸師が教える耳鳴りのツボとは?
こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。
最近、年のせいか時々耳鳴りがします。
ツボを押してマッサージすると直ぐ治るんですが、ホント耳障りですよね!
患者さんにも耳鳴りで来院する方もいますが、すぐ治る方や一進一退の方と色々です。
現代医学でも原因は分からないけど、脳が関係してると私は思ってます。
今日は耳鳴りに効果的なツボをご紹介します!
耳鳴りに効くツボ5点
(1) 耳門・・耳の珠上結節(耳の内側の軟骨の部分)の前の陥凹部分
(2) 聴宮・・耳門の下
(3) 聴会・・聴宮の下
(4) 翳風・・耳たぶの裏側のくぼんだ部分
耳門・聴宮・聴会の3点のツボは隣接してるので、押す場合には大体の感覚でOKです。上から順番に押してみて下さい。爪楊枝お付け根で押すとピンポイントであつが掛かるのでより効果が出ます。
翳風は耳たぶの裏側の凹んだ場所で強く押せばかなり痛いのですぐ分かります。
ここはソフトに押すことがポイントですね。
(4) 百会
百会(ひゃくえい)の場所は、耳介(耳たぶ)の上端を結んだ垂直線と顔と頭の正中線が交差するところで押すと少し凹む部位です。
この百会は、多くの経絡が集まる(会合)するという意味もあり、耳鳴りだけでなく適応症が一番多いツボとしても有名です。自律神経失調症・不眠症・めまい・脳血管障害の後遺症など・・多くの症状に使われます。
鍼灸治療では鍼も打ちますが、灸の治療が多く直接藻草を置いて火を付けてかなり強烈な刺激を与えます。そりゃもう頭の芯まで届くような刺激ですが、この刺激が体の不調を蘇らせてくれるんですよ。
私は目の疲れや頭痛、肩こりの時の鏡を見ながら自分で灸を据えてます。
もちろん指で押すだけでも効果があるので試してみてくださいね。
耳鳴りの原因は?
耳鳴りは、何か大きな病気が原因ではないかと不安になる人も多いでしょう。耳鳴りは外部で音が鳴っている分けではないけど不快な音ですよね。
音は外耳から中耳、内地を経て脳に至る聴覚路と言う経路を通って伝わってきます。この聴覚路内のどこかに異常がある場合に耳鳴りが起こると言われています。耳鳴り以外にも耳がつまった感じで聞こえにくくなる難聴になることもあります。
また、メニエール病のようにめまいや吐き気などのなどを伴う耳鳴りもあります。しかし、はっきりした原因が分からないので耳鳴りと上手に付き合っていくしかないのが現代の医療の限界かもしれませんね。
そんな、現代医学の限界の隙間を埋めるのが我々の東洋医学です。微力ではありますが少しでも貢献出来れば良いかなと思っています。
日常生活で心掛けたいことは?
ストレスのコントロール
日常生活で心がけたいことt言えば、まずストレスをコントロールすることですね。ストレスがすべて耳鳴りの原因と言う事はありませんが、長期間過度のストレスにさらされると身体の機能を調節する自律神経のバランスが崩れるので耳鳴りが悪化するケースもあります。
十分な睡眠をとる
十分な睡眠をとる事はストレスをためないためにも重要なことです。特に耳鳴りは夜寝静まる頃になると日中以上に音が気になるって言う人が多いんですね。
適度な運動
ウォーキングなどの適度な運動はストレス解消に有効な手段です。運動することで代謝がアップし血行が良くなるので、耳鳴りの予防・改善にも役立つでしょう。
入浴で心身をリラックス
入浴で心身をリラックスさせることも効果的です。少しぬるめのお湯に長時間つかると全身の血行が良くなり不眠症にも効果的です。しかし注意したい事はあまり熱すぎるお湯は血管を収縮さ、交感神経を刺激して眠れなくなる場合もあるので注意が必要です。また腹式呼吸で十分な酸素を取り入れると耳鳴りの症状を軽減する効果も期待できます。
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