病院で治らない原因不明の腰痛が一回で完治!鍼灸師が教える究極の腰痛のツボとは?
こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。
3月~4月は腰痛の患者さんが急増します。
今日来院した患者さんも全員腰痛の患者さんばかりでした。
冬の間はおとなしくしてたけど
春になって気候が暖かくなるとつい活動的になり腰を痛めるのが原因なんです。
今日は治療報告第4弾!
病院でMRIでも異常なく原因が分からない腰痛が一回の治療で完治した例を紹介します。
半年間整形外科の治療をしても改善しなかった25歳男性
来院したのは少し前になりますが、25歳の男性で朝ベッドから起きるのも大変で靴下も一人では履けない状態でした。
急性の腰痛かな?と思ったらもう半年も痛みが続いてる!
半年間の間に、整形外科や整体・マッサージに通っても変わらなかったそうです。
整形外科でのレントゲン・MRIでは全く異常なし。
知人の紹介で有名なペインクリニック(麻酔)の治療を受けったけど、一時的に痛みは止まったものの数日後再発!
早速、立った状態で検査すると身体が傾き少し捻じれてる状態です。
うつ伏せで検査しようとしたが、うつ伏せは痛くて出来ないそうです。
仰向はできるので、膝を立てて仰向けで再度検査をしたところ右の背中から腰が高く傾いてる状態です。
右のお腹の横を押すと、かなり痛がってました。
検査の結果、左右の筋肉のバランスが崩れて身体が傾き捻じれたまま固まったことが腰痛の原因と診断しました。
病名は筋肉・筋膜性腰痛です。
治療はツボ2点だけ!
うつ伏せになれないので仰向けで治療しました。使用したツボは帯脈と足の三里の2点です。
帯脈は、身体の左右の筋肉のバランスや捻じれに効果があるツボです。
日頃の悪い姿勢や左右どちらかでカバンを持つ習慣などで身体が傾くと、これ以上傾かないよう防御反応で硬くなり保護します。
これが歪みとなって身体のバランスを崩します。左右の方の高さが違うのも、この傾いた結果なんですよ。
足の三里はもうお馴染みのツボですよね!
現代のような交通手段がない江戸時代では、移動や通信手段も徒歩でした。
例えば、江戸(東京)から大阪まで約600kmですが歩くと20日は掛かります。
600kmも歩くわけですから足が疲れます。そんな時足の三里に灸を据えると三里(4km)歩けるようになったことから足の三里という名前がついたそうです。
足の三里は経絡でいうと「足の陽明胃経」で胃のツボですが、免疫を高めるツボとしても良く使われます。
治療方法
まず足の三里に3cm~4cmほど深めに鍼を刺し捻鍼(動かしたり回したり)して足先まで響くように強い刺激を与えてから10分間置鍼。
次は、左右の帯脈のツボに鍼を4~5cmほど深めに刺して、患者さんの反応を見ながら10分間捻鍼します。
ポイントは、固くなった筋肉が緩むのを確認しながら鍼を動かすことです。
最後に頸椎を調整して治療は完了です。
結果
約30分の治療が終わって、ベッドから起きるよう促すと
恐る恐る起き上がり「あ、痛くない!」
ベッドから降りて立って動かしても痛みは殆ど消えていました。
半年間でこんなに楽になったのは初めてだと喜んでいました。
私も1回の治療でここまで良くなるなんて思ってなかったので、正直びっくりしてますw
でも、患者さんには当然みたいな顔で「コレがゴッドハンドです!」って、言ってしまいましたw
この患者さんは、翌日に2回目の治療をしてほぼ完治しました。
まとめ
腰痛になる原因は様々ですが、整形外科では患部だけを検査して診断します。
検査で異常がなければ、腰は問題無しで治療の方法がありません。
要するに、身体の傾きとか歪み、姿勢、腰以外の筋肉の硬結などは一切見ないんです。
かりに、腰に異常があっても治療と言えば、意味のないリハビリか手術しかないんですよね。
そんな現代医学の隙間~不足を埋めるために我々治療家が必要になってくるんですね。
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