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骨がスカスカになって骨折しないための骨粗鬆症対策とは?鍼灸の効果はあるの?

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

患者さんには高齢者も多く90代の方も結構います。

でも高齢になると転んで骨折する方も多いんですよね!
一番多い骨折は腰の圧迫骨折です。骨がもろくなってるので転ばなくても骨折する方もいます。

原因は骨粗鬆症ですね!

今日は骨がスカスカになる骨粗鬆症についてお話しします。

骨粗鬆症とはどんな病気?

骨

骨粗鬆症とは、骨のカルシウムが減少してスカスカになり骨折しやすくなる病気です。

日本では1000万人の患者がいると言われています。

高齢になれば骨粗しょう症の頻度が急激に上昇し転倒したり普段の生活で何気ない動作でも容易に骨折することもあります。

お年寄りの寝たきりの原因の3割は転倒からの骨折が多いと言われるデータがあります。

原因は?

牛乳

骨粗しょう症の原因は、体内に入ってくるカルシウムと出ていくカルシウムのバランスが崩れて出て行くカルシウムの量が増えると骨がもろくなり骨粗しょう症になりやすいです。

年齢とともに骨を作る機能が低下し食べたカルシュームを腸から吸収する能力も落ちて溶ける骨が増えます。

特に女性の場合は閉経後女性ホルモンが急激に減少することでカルシウム濃度を維持する働きが弱くなり骨もスカスカになってきます。

もう一つの原因は、骨は適度な荷重が掛からないとどんどんカルシウムが溶け出してしまいます。

宇宙飛行士が無重力空間で長期間過ごすことができない理由は?無重力により心臓の負担が軽くなり心臓が怠けてしまいます。

雨中飛行士が地球に帰還したときに車椅子に乗って現れるのも、無重力で筋力が弱ってしまって重力のある地球では自力では立つこともできなくなるためです。

身体にまったく負荷がかからない無重力の宇宙空間では男性でも骨粗しょう症になってしまうということですね。

予防・治療法は?

骨粗しょう症を予防するためには、若い時から骨を丈夫にしてカルシウムの量を溜めておくことです。

もし検査で骨粗しょう症と診断されたらできるだけ早く治療を始めることが大切ですね。

治療の基本は運動と食事療法です。よく膝の悪い高齢者はプールでのウォーキングが効果的と言われていますが、骨粗しょう症はできるだけ負荷をかけることが大切です。

プールでのウォーキングよりも地上でウォーキングすることが有効な運動です。

自宅でも簡単にできるスクワットも筋力強化には効果的なので1日5分間でも十分です。

しかし、高齢者はスクワットも大変と言う方もいるので自分が楽にできる運動でOKです!

しかし無理は禁物です。先ずは1日数分間の運動で十分なので試してみては如何ですか。

鍼灸の効果は?

骨粗鬆症の骨強化の鍼灸治療の効果は? 期待できないかもしれません。

でも、腰痛や膝の痛みを改善できれば、転倒予防を予防することが可能です。

筋力強化に加えて、牛乳やヨーグルト・チーズなどの乳製品をなるべく摂るようにすれば、骨粗しょう症はある程度防げます。

日本人は昔から乳製品を摂る習慣がなく、現在の高齢者の方も若い頃から牛乳やチーズなどは殆ど摂っていません。

最近では、カルシウムやビタミンDを効果的に摂れるサプリメントがあるので、骨粗鬆症対策してみませんか!

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