死ぬまで元気で自立した生活を送る!健康寿命を延ばすには?
こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。
この仕事を30年もやってると、30年前から来てる高齢者の患者さんはほとんど亡くなってます。
当時70歳の方なら100歳になるのでこれは自然と言えば自然です。
でもこの世とお別れする当日まで元気でいたいですよね。
と言うことで、今日は健康寿命について考えてみたいと思います。
健康寿命とは?
死ぬまでに元気で自立できる期間で、平均寿命から寝たきりなど介護を必要とする期間を差し引いた寿命です。
2018年・日本人の平均寿命は女性87.1歳世界1位 男性81.1歳で世界2位
2018年・日本人の健康寿命は74.9歳で2位です。
因みに、健康寿命1位はシンガポールで76.2歳です。
どんなに長寿でも寝たきりや介護の期間が長いと健康寿命は短くなります。
例えば、80歳まで元気に暮らしていたお年寄りが突然寝込んで寝たきりになって100歳まで生きたら、健康寿命は80歳と言うことになります。
ほとんどの方は「ぽっくり逝きたい」と願っていますが、そんなに都合よく死ねる人はごく僅かです。
転ばぬ先の杖
健康寿命を延ばすためにも気を付けたいことと言えば、お年寄りの転倒です。
寝たきりになる原因の3割が転倒による骨折なんです。高齢になると骨粗鬆症で骨がもろくなるのでちょっとした動作でも骨折し易くなります。
骨粗鬆症や転倒による骨折予防はこちらの記事を参考にしてください。
高齢者が転倒する原因で一番多いのが、すり足で歩いてちょっとした段差でもつまずくことです。
足の筋肉が衰えると足が上がりづらくなるので、普段から運動することを心掛けましょう。
転倒~骨折で、寝たきりにならないためにも「転ばぬ先の杖」を持つことが大切です。
笑う門には健康来たる!
「笑う門には福来たる」という諺がありますが
「笑う門には健康来たる」という私のオリジナル諺を作ってみました。
実際に、大きな声を出して笑ったり、楽しいこと考えるだけで免疫細胞が活発になり様々な病気の予防になることが医学的にも実証されています。病気だけでなく、認知症の予防にも効果があることが分かっています。
認知症の予防と言えば麻雀!
私の住んでる取手市で、市が主催する麻雀大会があります。
週3回開催されていて50人の定員が毎回満員なるくらい人気の麻雀大会なんですよ。
大会と言っても、初心者の人は麻雀ベテランの人から手取り足取り教えてもらえるの気軽に参加できます。
参加資格は60歳以上で、90代の方も何人かいるそうです。
麻雀の良い所は、指先を使うことと考えることです。
指先や頭を使うことで脳が活性化されて認知症の予防にも効果があることも確認されています。
わきあい合いと笑い合いながら麻雀をすれば、免疫力も高まり健康寿命も延びるかも知れませんよ。
健康寿命の食事とは?
健康寿命の食事といえば、やっぱり和食でしょう。
玄米・味噌・魚・根野菜など和食に定番ですよね。現在、健康寿命の年齢が80歳~90歳で元気なお年寄りは、昔から質素な和食を食べ続けてきたんですからね。低カロリーで高タンパク質で健康寿命を延ばす食材としては最適でしょう。
健康と言えば発酵食品です。発酵食品と言えばやっぱり納豆です。
納豆には、タンパク質、ビタミンB6・カリウム・マグネシウム・鉄分・食物繊維など・・・数えきれないほどの栄養素が含まれてます。
枝豆はタンパク質、ビタミンB1・カリウム・食物繊維・鉄分・オルニチンなどを豊富に含んでいます。免疫を高めるには最適な食べ物です。
でも、やっぱり肉も食べたいですよね!
患者さんには、80歳以上の元気な方がたくさんいますが、共通してるのがたくさん食べることです。特に肉が大好きで毎日食べるそうですよ。和食でもステーキ、野菜、好き嫌いなく何でも食べる方はエネルギッシュでとても元気です。
逆に好き嫌いが多く1日一食だけという方もいますが、不思議と元気なんです。うどんと肉が好きで、それ以外は食べないそうですが大丈夫?でも今92歳ですw いつも歩いて20分かけて鍼治療に通ってます。
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