座り過ぎは死亡のリスクが18%高くなる?あなたは1日何時間座ってる?

こんにちは!
鍼灸整体師の山本です。

毎日の治療は立ってしますが、それ以外は座ってる時間が長いです。
昼休みや仕事の合間、通勤の車、帰宅してから食事やテレビやパソコンを見るのも座ってます。

ざっと計算したら1日8時間は座っていました。
仕事がデスクワークの人はもっと長いでしょうね!

先日、ネットのニュースで「座り過ぎで寿命を縮める日本人」を紹介してました。
早速、Amazonで「座り過ぎが寿命を縮める」という本を購入して読んでみました。

世界中で座ってる時間が長い国は日本で1日7時間を超えるそうです。

あれ~私の方が長いじゃん!
もしかしたら8時間以上座ってるかもしれないですねw

今日は座り過ぎと寿命についてお話ししたいと思います。

あなたは1日何時間座ってますか?

座りすぎてる人は、そうでない人に比べて病気になる確率が高いということが最近の研究で分かってきましたが、1日どのくらい座っていると座り過ぎなのか?

コレは、職業によって違ってきます。
・タクシー・トラックドライバー~休憩3時間を含む19時間~最大21時間
・事務職やデスクワーク~休憩1時間~2時間・8時間勤務で7時間前後。
(通勤電車や自宅を合わせると8時間以上)
・専業主婦~24時間-(睡眠8時間)=16時間-家事(料理・掃除・洗濯・買い物~8時間)=8時間

起きている時間の50%を座って過ごしてることになりますね。

座位時間が1日4時間未満の人に比べ8時間以上の人は病気に罹るリスクが1.5倍増えるそうです。

更に、デスクワーク中心の仕事をする人は立ち仕事や歩き仕事をする人より死亡率が30%も高くなるそうです。これは怖いですね!座りっぱなしの時間を減らさないといけません。

座る時間が長くなった原因は?

やはり、パソコン・スマホ・タブレットによるインターネットの急激な普及が大きな要因になっているのは間違いありません。若者の歩きスマホが問題になってますが、ゲームをしたりネットで検索するのは座ってる時が多いです。

20年前にさかのぼってみると、まだインターネットが普及してなかったので、オフィスでは連絡事項も直接伝えたりコピーを取って配ったりと忙しく動き回る機会が多かったですよね!

今では連絡はすべてメールです。資料などもすべてパソコン上で共有できるので、座った状態でほぼ1日を過ごすことになっています。

家庭内でも、テレビのデジタル化や大画面の普及でテレビを見る機会が増えたことで座る時間も長くなってきました。この便利さが座り過ぎ、寿命を縮めることになるとは想像もつかないでしょう。

座り過ぎのリスク・デメリットは?

長時間座り過ぎることのリスクやデメリットについて考えてみましょう。

生産性の低下

まず、職場での座り過ぎのデメリットは生産性の低下です。長時間だらだらと仕事をしてるとメリハリが無くなって、やる気がなくなり作業効率が落ちてきます。また、同じ姿勢を続けることで肩こりや腰痛になりやすく仕事の効率が悪くなるでしょう。私はよく立ち飲みのお店に行きますが、長居しても30分くらいでさっと飲んで食べて帰ります。お店としても客の回転率が良く、座席があるお店より時間帯の利益率は遥かに良いです。立ち食いそば屋も同じですね。これも客を座らせるより立たせた方が生産性が上がることに繋がります。

病気のリスク

長時間同じ姿勢で座ってると様々な病気に罹るリスクがあります。代表的ななが「肺塞栓症」ですね。エコノミークラス症候群といわれ、座った状態で長時間同じ姿勢を続けると下枝の血液が固まり血栓となり肺の動脈を塞いでしまいます。この血栓が脳に飛んだら脳梗塞になってしまいます。又、帰宅してからも座る時間が長いと肥満や糖尿病のリスクも高まります。

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